きょう韓国教育部(文部科学省の旧文部省部門に相当)によると、ここ1週間(11月11~17日)における一日平均の学生の感染者は362.6人と集計された。
さらに17日には502人の新規感染者を記録したことで、今月2日(524人)につづく2番目に多い一日の新規感染者数となった。
以前は学生の一日の新規感染者数は300人台以下であったが、10月末からは300人台へと増加している。
保護者と学生・教師などは、学力格差などの懸念から2年ぶりに再開された全面登校がうれしくもあるが、学生の感染者数が最高値を記録する中で実施されたことから、不安な気持ちも入り混じっている。
特に12歳未満はワクチン接種が実施されていないことに加え、12~17歳の接種率は13%にすぎず、全面登校後、学生間の感染は増加するものと予想されている。
このことに対し韓国政府は、大規模イベントや多衆利用施設の出入りにおいて青少年にも「ワクチンパス」を適用する方案を検討している。
また教育部は、自律的なワクチン接種を勧めている一方、青少年の「ワクチンパス」導入も論議している。
このことについて教育部の関係者は「導入を検討しており、今週中に結果を発表する」と語った。
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