韓国の新世界免税店が中国アリペイと提携、中国のオンライン市場を拡大へ＝韓国報道

新世界免税店を運営する新世界DFは21日、ポストコロナを見越し、韓国の流通企業として初めて、中国の電子商取引（EC）大手、阿里巴巴集団（アリババグループ）のアプリ決済事業「アリペイ」とデジタルマーケティングで提携したと発表した。

新世界免税店は今回の提携を通じて、中国内でのブランド認知度を高めると同時に「アリペイ」の優れたデジタルマーケティングツールを活用し、差別化されたショッピング体験を提供できるとみている。中国市場と決済技術に関する「アリペイ」の広い知識を活用し、革新的なマーケティング方式を模索。最上のショッピングとサービスを提供する予定だ。

ECサイトの「淘宝（タオバオ）」や「天猫（Tモール）」、旅行サイト「飛猪（フリギー）」といった「アリペイ」関係会社のプラットフォームで、新世界免税店に入店している人気の韓国ブランドをブランディングし、新世界免税店への新規顧客誘致役としての役割もになうようにする。

また第三国の顧客も誘致できるようなプラットフォームを構築する予定だ。