学校での「段階的な日常回復」始まる…・22日から全面登校へ=韓国(画像提供:wowkorea)
学校での「段階的な日常回復」始まる…・22日から全面登校へ=韓国(画像提供:wowkorea)
学校での「段階的な日常回復」が22日から開始される。全国の幼稚園・小中高等学校に全面登校授業の方針が適用される。18日に2022年度大学修学能力試験(スヌン・日本のセンター試験に相当)が終わり、今後2週間は大学別評価が行われる。受験生らの移動が本格化するため、教育当局も神経をとがらせている。

19日教育部(部は省に相当)によると、22日から全国の幼稚園・小中高等学校が全面登校を実施するなど、教育分野でも段階的な日常回復が始まる。特に、ソウル・キョンギ(京畿)・インチョン(仁川)などの首都圏は管轄教育庁で全面登校と関連した指針を樹立し、各学校に伝達した状態だ。

京畿と仁川は全面登校を原則とするものの、時差登校などの弾力的な学事運営を許容する方針だ。また、過大・過密学校が多いソウルの場合も、学校構成員の意見を集め、小学校3年生から6年生までの4分の3以上、中・高等学校は3分の2以上が登校できるようにした。これにより首都圏の学校全体の約97%が全面登校を実施することができるとみられる。

大学修学能力試験が終わり、大学別評価も相次いで予定されている。これにより受験生の移動が今後2週間集中するため、教育当局もこれに対する準備に集中する方針だ。

大学修学能力試験の終了直後である今月3~4週目、大学別選考試験のため受験生の全国単位の移動が本格化することが予想される。9月から始まった一般大学の大学別評価日程は現在約72%が完了し、今後2週間の週末に残りの評価日程が集中している状況だ。教育部は今週末に最大21万人、来週末に22万人の受験生が移動することが予想されると明らかにした。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 85