韓国がサイパン、シンガポールに続きUAEとトラベルバブルを推進(画像提供:wowkorea)
韓国がサイパン、シンガポールに続きUAEとトラベルバブルを推進(画像提供:wowkorea)
韓国政府が早ければ12月中にもアラブ首長国連邦(UAE)とトラベルバブル協約を締結するものとみられる。

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 11日、韓国政府はアラブ首長国連邦(UAE)とトラベルバブル協約締結のための最終交渉に入ったと把握された。

 アラブ首長国連邦はコロナワクチンの接種率が世界最高水準に達しており、少なくとも1回目のワクチン接種率は全体人口比97.4%(7日基準)に達しており、接種完了率も87.4%だ。

 これまで韓国政府はアラブ首長国連邦(UAE)を含め、台湾やタイ、グアムを対象にトラベルバブル協約締結について議論を進めてきたが、最近状況が急変した。

 新婚旅行先と休養地として脚光を浴びているグアムは、すでに個人旅行の許容と隔離なしの条件で韓国人旅行客を受け入れており、タイは1日から韓国を含む63カ国に対して国境を開いた。欧州ではスペイン・フランス・ギリシャ・トルコ・スイスなど20カ国余りが韓国人旅行客を受け入れている。

 政府が、アラブ首長国連邦とのトラベルバブル協約を推進する理由は、訪韓観光の扉を開くという目的のようだ。韓国政府は今年5月、潜在的な訪韓観光客を誘致するためアラブ首長国連邦の医療観光関係者5人を招待し、ファムツアーを行った。 また、先月開かれた「2020ドバイエキスポ」では韓国観光広報イベントに3万人が訪れるなど、韓国に対する高い関心があると見られる。

 旅行業界関係者は「サイパンはトラベルバブル協約がコロナ流行後、再び海外旅行への道を開いたという評価を受けた反面、訪韓観光客誘致に大きな効果はなかった」とし「しかしシンガポールに続きアラブ首長国連邦とトラベルバブル協約を締結すれば、訪韓観光市場も少しずつ活気を取り戻すものとみられる」と予想した。
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