韓国アンサン(安山)市、障害者専用eスポーツ競技場をオープン(画像提供:wowkorea)
韓国アンサン(安山)市、障害者専用eスポーツ競技場をオープン(画像提供:wowkorea)
キョンギド(京畿道)アンサン(安山)市は3日、市内にある安山ワースタジアム1階に障害者専用eスポーツ競技場をオープンしたと明らかにした。

165平方メートル規模の障害者eスポーツ競技場には、「カートライダー」競技用コンピューター6台、任天堂Wii2台、PlayStation VR、ピッチマジックボールなどのゲーム機器を設置した。

eスポーツは身体的・精神的な困難をかかえた障害者が時・空間的制約から離れ、容易に接することができる。 コンピューターとインターネットを利用し簡単に参加が可能で、障害者の精神的・身体的治療と趣味活動が可能だ。

安山地域の障害者約3万3000人のうち、肉体的運動が可能な人はスポーツを楽しんでいるが、多くのの身体障害者は体を動かすことができず、体力低下やうつなどを経験している。 市はこのような問題を解決するため、障害者専用eスポーツ競技場を設けた。

開館式にはユン・ファソプ(尹和燮)安山市長と パク・ウンギョン(朴銀瓊)市議会議長、ミン・チョルファン安山市障害者体育会常任副会長、障害者団体関係者らが参加した。

ユン・ファソプ市長は「eスポーツが障害者の皆さんにとって生活の活力となることを願う」とし、「障害者も様々な運動を楽しむことができるように持続的に支援していきたい」と話した。
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