韓国野党の尹錫悦大統領選候補「大統領職の専門家はいない…今後も改善を続ける」

国民の力（野党第一党）の大統領選候補であるユン・ソンニョル（尹錫悦）元検察総長は「大統領に何度もなったことがなければ、大統領職の専門家はいない」と述べた。

尹元総長は31日、ユーチューブに公開した‘対国民映像メッセージ’でこのように明らかにした。

尹元総長は「結局、大統領という地位はどんなに政治を長くやっても新しい挑戦であり、だから哲学が重要だ。私と哲学が同じ方、フィールド経験がある方の中で縁故とは関係なく最高の人材を抜てきして使う」と述べた。

続いて「現政権は長い間、選挙と政治だけをしてきた人たちが集まり、自分たちだけで重要な席を分け合っているため、これ以上の未来はありえない。敵・味方がどこにいて、進歩・保守がどこにいるのか。事実に基づき、真実を求めることが重要だ」と述べた。

また「ムン・ジェイン（文在寅）政府は検察改革という名目で腐敗に対応する免疫体系をほぼ停止させた。国民はこれまで私が立法する過程を見ていた。政治経歴数十年の人よりは免疫体系を立てることができる。青年世代には公正な機会と補償を保障する」と強調した。

尹元総長は4か月間の政治行動について「新しいことをしているうちに勉強をたくさんしたようだ。話す人の心よりそれがどう国民に聞こえるかをもっと重視しなければならないということを学んだ。今後も修正を続けていく。心配する方や失望する方に対しては申し訳ない」と述べた。

尹元総長は「大統領になれば最終責任者として国民の前で1週間に1度、短くても長くても（各種懸案を）説明する。任期を終えるまで絶対初心を失わず、私が（大統領選挙に）なぜ出たのかに対する理由を証明する」と覚悟を示した。