李仁栄長官(資料写真)=(聯合ニュース)
李仁栄長官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】イタリアを訪問中の韓国の李仁栄(イ・イニョン)統一部長官は29日(現地時間)、国連世界食糧計画(WFP)のビーズリー事務局長、バチカン(ローマ法王庁)の人間開発省長官を務めるタークソン枢機卿とそれぞれ会談し、北朝鮮を巡る人道協力などについて協議した。統一部が伝えた。 李氏は、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席する文在寅(ムン・ジェイン)大統領のイタリア訪問に同行している。 李氏はビーズリー氏との会談で、新型コロナウイルス禍での北朝鮮の食糧事情に対する評価を共有し、北朝鮮への人道協力について協議した。李氏は北朝鮮住民の生活改善に向けWFPが積極的な役割を果たすよう要請。ビーズリー氏は最善を尽くして協力すると応じた。 また、タークソン氏との会談では、朝鮮戦争の終戦宣言や人道協力などを巡りバチカンとの具体的な協力策などを協議した。
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