日本の今年の経済成長率が0.4%下がる見込み…新型コロナ再拡散の余波で＝韓国報道

　日本銀行が28日に発表した報告書「経済・物価情勢の展望（展望レポート）」で、今年の実質国内総生産（GDP）成長率は今年7月の予想より0.4%ポイント下がった3.4%との見通しを発表した。

　物価上昇率の予測値は、予想よりも0.6%ポイント低い0.0%に修正した。

　日本銀行は「当分の間、新型コロナウイルス感染症（新型コロナ）によるサービス消費を抑える影響が残るほか、輸出・生産が供給制約により一時的に減速するものとみられる」と今後の経済状況を説明した。

　共同通信は新型コロナ拡散防止のための緊急事態宣言が長期間続き、半導体などの供給不足が深刻だったことが成長率展望の下方修正の背景だと伝えた。

　日本銀行はこの日終了した政策委員会・金融政策決定会議で短期金利をマイナス0.1%に凍結し、長期金利指標である10年の国債金利は0%程度に誘導するよう、上限なしに長期国債を買い入れる大規模金融緩和を維持することを決定した。