日本の新型コロナ感染者が2万人から300人台に…検査数もたった10分の1?(画像提供:wowkorea)
日本の新型コロナ感染者が2万人から300人台に…検査数もたった10分の1?(画像提供:wowkorea)
日本政府がスポーツ競技や公演などの大規模イベントに適用していた観客数を1万人に制限する措置を解除する。新型コロナの感染状況が安定しているという判断からだ。

 NHKによると28日、日本政府はスポーツイベントなどに適用していた観客の収容人数を最大で1万人までとする措置を解除し、来月からは日本全域で各競技場などの最大収容人数の半数までを同時に入場できるようにする方針だ。

 緊急事態宣言発令当時は数万人規模の競技場と公演場でも最大5000人までしか観客を受け入れなかった。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が適用されない地域は収容人員の半数まで入場を許容していた。

 その後、緊急事態宣言が解除された地域は1か月間の猶予期間を置き、大型イベントの観客を1万人に制限した。先月末、日本政府は東京や大阪など19の都道府県に発令されていた緊急事態宣言と8県に発令されていたまん延防止等重点措置を解除した。感染状況が安定しているという判断からだ。

 今後、感染者が大幅に増加し、緊急事態宣言を再び発令しなければならなくなった際にはワクチンパスポートを活用する案を検討している。

 日本の新型コロナの感染者数は大きく減少している。今月27日、東京都の1日における新型コロナ新規感染者数は36人で、11日連続で感染者数が50人を下回っている状況だ。1週間前より5人減少しており、日本全域で新たに確認された新規感染者も312人を記録した。2020東京五輪開催時には2万人を超えていた1日における新規感染者数が300人台にまで激減している。

 人口の70%以上がワクチン接種を終えて新型コロナの感染者数が減少したという評価と、最近、無料で行われていたPCR検査を有料(3万3000円)としたことを受けて検査数が減少して感染者数が減少したかのように見受けられるだけだという指摘が同時に出ている。緊急事態宣言発令中の8月26日には16万8493件に達していたPCR検査は、今月24日には1万7999件にまで急減した。

 検査数の減少に関しては、政治的な狙いがあるという分析も出ている。自民党が今月31日、衆議院選挙を意識して新型コロナへの対応に成功したという評価を受けるために新規感染者数を減らそうとしたのではないかという指摘だ。

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