生後10か月の赤ちゃんの父でありジムインストラクターの30代男性「モデルナ接種3日後に死亡」=韓国(画像提供:wowkorea)
生後10か月の赤ちゃんの父でありジムインストラクターの30代男性「モデルナ接種3日後に死亡」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国で、生後10か月の子供の父であり、ジムインストラクターだった30代男性が、モデルナワクチン接種から3日後に死亡した。

去る26日、大統領府青瓦台の「国民請願掲示板」には「33歳の丈夫な私の弟が、モデルナワクチン2回目接種から3日後に死亡しました」というタイトルの請願が掲載された。

亡くなった男性の姉だと明らかにした請願人A氏は「弟は身長178cm、体重85kgで丈夫な青年」とし「10か月になる息子の父であり、職業はジムインストラクター」と書き出された。

A氏によると、亡くなった弟は、モデルナワクチンの2回目接種から2日目、家族で食事をしていた。 A氏は「それが最後の食事だとは夢にも思わなかった」とし「食事後(弟が)熱はないが、背中に冷や汗が出ると言うので触ってみると汗でいっぱいだった」と当時の状況を説明した。

A氏は「(弟は)基礎疾患者でもなく、ジムインストラクターという職業特性上、毎日運動をし、健康だった」とし「幼い頃から病気や風邪にかかることも少なかった。タバコは吸わず、お酒はたまに少し飲む程度だった」と伝えた。

続いて「もうじき1歳になる子供と義妹は、突然一家の大黒柱を失った」とし「他人事だと思っていたが、心優しい弟にこんなことが起こることは想像もできなかった」と吐露した。

それとともに「剖検をしても、ワクチンによる因果関係を認めることは、とても複雑で難しいこと」とし「ワクチン接種後に死亡したという因果関係を、確実に明らかにできるように助けてほしい」と訴えた。

該当の請願は、27日午後5時現在、1万272人の同意を得ている。

ヨンイン(龍仁)市と遺族などによると、この男性は今月22日午前、モデルナワクチンの2回目を接種した後、悪寒、冷汗、食欲不振などに悩まされていた。

以降、接種2日目の午後10時頃、友人とやりとりしたメッセージを最後に、翌日25日、自宅で死亡していた。

これに対し、国立科学捜査研究院が一次剖検した結果「死亡原因が不明である」という所見が出たと伝えられる。これに遺族側は、現在国立科学捜査研究院に精密剖検を依頼した状態だ。ワクチン接種後に死亡したため、保健当局の疫学調査も進行中だ。
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