文大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
文大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は27日、前日に死去した盧泰愚(ノ・テウ)元大統領について、「民主化運動(光州事件)の強制鎮圧や軍事クーデターなど歴史的な過ちが少なくないが、ソウル五輪の成功や(共産圏諸国との関係構築に努める)北方外交の推進、南北基本合意書の採択など成果もあった」と評価した。その上で、故人の冥福を祈り遺族に慰労の意を示したという。青瓦台(大統領府)の朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官が伝えた。

 盧氏は1988年に大統領に就任し、同年のソウル五輪を成功させたほか、在任中にソ連や中国との国交正常化を果たした。93年の大統領退任後、前任の大統領の全斗煥(チョン・ドゥファン)氏と共に79年の軍事クーデターや80年の光州事件の責任を問われ懲役刑を受けたが、97年に特赦で釈放された。


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