北朝鮮と中国、9月の貿易額が増加、国境再び開かれるか(画像提供:wowkorea)
北朝鮮と中国、9月の貿易額が増加、国境再び開かれるか(画像提供:wowkorea)
北朝鮮が新型コロナ発生後、国境を統制している中、今年9月の中国との貿易額が急増したことが分かった。

中国の関係者は26日、「9月の中朝貿易額が7000万ドル程増加した」とし「コロナによる封鎖以前と同じ水準に近い」と述べた。

中国税関当局によると、9月の中朝公式貿易額は計6990万ドルと、8月の2878万2000ドルより142.8%増加した。これはトラックなどを利用した陸路貿易によって昨年7月の7384万3千ドル以来の最高値で、4か月連続の増加だ。

関係者は「1年以上の期間で見れば最も多い貿易規模であり、急激に増えたという点が注目に値する」と強調した。

続いて中朝が鉄道貿易を再開する可能性について「中朝貿易が数十万ドルまで減ったが、また増えたのは物的防疫の変化があったものと推定する」と付け加えた。


ただ、物流が増えれば、運送手段の変化もあるだろうとしながらも、陸路輸送の兆しはまだ見えていない、と付け加えた。

関係者によると、北朝鮮の主要対中輸出品目としては時計、でんぷん、合金鉄などが大きな比重を占めている。

電力輸出は中国向けにはさほどないことが分かった。最近、電力難に苦しんでいる中国が北朝鮮から電力を輸入しているとサウスチャイナ・モーニングポストなどの報道が出ている。

サウスチャイナ・モーニングポストは「電力輸入金額は150万ドル規模だ」とし「中国全体の電力で見ると0.01%にも満たない」と伝えた。
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