習近平中国国家主席は中国の国連加盟50周年を迎え、中国が国連で唯一の合法的地位を確保したことは「世界と国連において一大事件であった」と評価した。

習主席はきょう(25日)、北京で開かれた “中国国連合法地位回復50周年記念会議”の演説で先のように語り「これは世界において、平和を愛し正義を支持する国々と共に努力した結果だ」と語った。

また「50年前のきょう、国連総会決議2758号により国連において中国の全ての権利回復が決定され、中華人民共和国の政府代表は国連において唯一の中国合法代表として認められた」とし「これは中国人民の勝利であり、世界各国の人民の勝利だ」と強調した。

習主席は「これは、世界人口の4分の1である中国人民が国連の舞台に戻ってきたことを意味した」とし「中国と世界にとって、重大で深い意味をもったことだ」と評価した。

つづけて「中国の人民は終始一貫して国連の権威と価値を守護し、多国間主義を実践してきた」とし「中国は、国連との協力を日ごと深化させていった」と付け加えた。

韓国政府はこの行事に、チョン・ハソン駐中大使のかわりにカン・サンウク駐中大使館政務公使を出席させた。

中国(中華人民共和国)は1971年10月25日、国連総会の投票を経て「唯一の中国代表」の資格をもって国連に加盟し、国連安全保障理事会の常任理事国の地位も確保するとともに、台湾は国連から出ていくことになった。中国はこのことを「国連合法地位回復」と呼んでいる。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96