ファウチ所長はこの日、米ABC放送に出演し「全てのことはきちんと進んでいて、CDCの接種承認と勧告を得れば、11月初めか第2週目には5~11歳の児童がワクチンを接種する可能性は高いとは言えなくても、全面的に可能だ」と語った。
ファイザー社は今月12日、米食品医薬品局(FDA)に提出した資料で、新型コロナワクチンが5~11歳の児童に90.7%の効果を示したことを明らかにした。
FDAはこの資料を基づいた報告書で「児童に対するファイザー社ワクチン接種は、リスクよりもメリットが大きい」と分析した。
FDAの外部諮問パネルは、12歳以上に使用されている新型コロナワクチンを5~11歳にも接種することを承認するかについて、今月26日に話し合うことになっている。
一方、米カイザー・ファミリー財団(KFF)の9月の調査によると、「子どもにワクチン接種をさせる」という意思をもっている親は多くないという結果が出た。
5~11歳の子どもをもつ親の34%が「ワクチン接種が可能となれば、すぐに接種させる」と答えた。32%は「状況を見守る」と答え「絶対に接種させない」という回答は24%だった。
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