米国は、北朝鮮による新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の試験発射にもかかわらず、「条件なしに対話する」というこれまでの立場を維持している。このような中、米シンクタンクは「北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記は核・ミサイル試験を続けることで、米本土まで脅かす多様なミサイルを保有している」と分析した。

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米ホワイトハウスの報道官は20日(現地時間)北朝鮮のSLBM試験発射について「数か月前からこれまで『北朝鮮との対話の扉は開かれている』と明らかにしてきた」とし「これは、米国の一貫した観点だ」と伝えた。報道官は前日、北朝鮮による弾道ミサイル発射を糾弾しながらも、対話への復帰を求めている。

国連駐在のリンダ・トマス=グリーンフィールド米大使もこの日、ニューヨーク国連本部における北朝鮮のSLBM試験発射に関する国連安全保障理事会の非公式緊急会議で「北朝鮮がさらなる挑発を自粛し、対話に参加することを求める」とし「今や朝鮮半島の完全な非核化目標のために、持続的で実質的な対話に参加するべき時だ」と語った。また「(北朝鮮による)SLBM発射は、これまで続いている無謀な挑発の最新事例だ」と指摘した。

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