丁世均、元国務総理(左から4人目)と李在明、共に民主党大統領選候補(左から6人目)(画像提供:wowkorea)
丁世均、元国務総理(左から4人目)と李在明、共に民主党大統領選候補(左から6人目)(画像提供:wowkorea)
イ・ジェミョン(李在明)共に民主党(与党)大統領選候補が、キョンギド(京畿道)知事を辞任後、ムン・ジェイン(文在寅)大統領と面談するのに続き、党内選挙の相手だったチョン・セギュン(丁世均)元国務総理とも会談するなど、本格的な本選活動に乗り出した。

25日、李候補側によると、李候補は京畿道知事退任後の初日に文在寅大統領との面談を予定した。これに先立ち、李候補側は10日に共に民主党の大統領選候補を選ぶ党内選挙で勝利した直後、大統領府に文大統領との面談を要請している。これまで大統領府は、面談時期をめぐって苦心してきたが、李候補が京畿道知事を辞任して大統領選に向けた活動を本格化した上、文大統領も歴訪を控えているため、面談をこれ以上遅らせることはできないと判断したようだ。

李候補と文大統領との面談には、イ・チョルヒ(李哲熙)大統領府政務首席が出席するという。大統領府関係者は「(李候補が)共に民主党の大統領選候補に選出され、これまでの前例にならい、話し合うことがあるだろう。昼食ではなく、アフタヌーンティー形式で進めることについては、形式よりは内容に注目してほしい」と述べた。

大統領府がこれまで面談に慎重な考えを示していたのは、来年3月に予定された大統領選挙を意識したためと思われる。パク・ギョンミ報道官は「予定された面談に関しては中央選挙管理委員会の有権解釈をあらかじめ受けた」と言及した。

一方、李候補はこの日、党内選挙で対決した丁元国務総理との会談も予告した。丁元国務総理は、共に民主党の大統領選候補を選ぶ党内選挙に参加していたが、チョルラド(全羅道)地域での党内選挙を前に、自ら候補辞退することを決めた。これに先立ち、イ・ナギョン(李洛淵)元共に民主党代表と歓談し、選挙対策委員会常任顧問職を提案した李候補は、今度も丁元国務総理に会い、選挙対策委員会への合流を要請するものと思われる。共に民主党内では、李元代表が共同選挙対策委員長ではなく、常任顧問職を務めることを決めただけに、丁元国務総理が共同選挙対策委員長職を受け入れる可能性も言及されている。

この日、京畿道知事辞任会見を行った李候補は選挙対策委員会構成に関する質問に対して「選挙対策委員会の構成は、党に全面的に任せている状態である。今後の本選活動も党とまず相談してからお知らせする」と強調した。

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