左が韓国中小企業による、輸出額の推移、右が輸出額増減率の推移(画像提供:wowkorea)
左が韓国中小企業による、輸出額の推移、右が輸出額増減率の推移(画像提供:wowkorea)
中小ベンチャー企業部によると、ことし7~9月期の輸出額は288億ドル(USD)で2010年の統計開始以来の最高値を記録した。

同部はことし、輸出額1000億ドル突破を目標に掲げた。月別輸出実績も、2020年11月から11か月連続で増加を続けている。

品目別でみると、20大品目中では半導体(48.2%増)、半導体製造用設備(47.7%増)、鉄鋼板(44.6%増)、合成樹脂(44.4%増)が大幅に成長した。

なかでも半導体の輸出額は8億7000万ドルだった。輸出単価の急速な上昇、中華圏からの受注急増で7~8月の輸出はともに歴代1、2位を記録した。

また半導体製造用設備の輸出額は10億9000万ドルだった。四半期別輸出額で初めて10億ドルを突破した。

輸出国別では、中国への輸出額が全体の62.7%、米国が38.8%を占め、1、2位を維持した。中国は半導体製造用設備輸出などで1位を維持したが、化粧品需要の減少で7~9月期の成長は鈍化した。このほかタイと台湾が大きく成長した。

輸出方式では、オンラインが大きく増加した。ことし7~9月期におけるオンライン輸出額は2億9000万ドルで42%増加した。ことし1~9月までの累積輸出額も8億5000万ドルで74.9%上昇している。

オンライン輸出対象国では、中国が8.2%減少したが、米国(120.1%増)、台湾(117.8%増)、日本(49.8%増)などは急増した。上位5大輸出国の割合は、日本が48%、米国が19.2%、中国が18.7%、シンガポールが2.8%、台湾が1.6%となる。

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