中国・広西チワン族自治区で「1200匹の生きたワニ」が見つかる…「密輸」の疑い=台湾報道(画像提供:wowkorea)
中国・広西チワン族自治区で「1200匹の生きたワニ」が見つかる…「密輸」の疑い=台湾報道(画像提供:wowkorea)
中国・広西チワン族自治区防城港市の国境地帯で、約1200匹の生きたワニが見つかった。当局は密輸の疑いで捜査を進めている。

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 防城港市の「辺境管理隊」は12日、廃墟のそばにある空き地で大量のプラスチック容器を発見した。容器の中には生きたシャムワニが入っていた。現場では合計146個のプラスチック容器が発見され、それぞれ8匹から10匹のシャムワニが入っていた。ワニの総数は約1200匹に達した。体長は0.8mから1.1m程度だとしている。

 当局はこれらのワニが密輸と関連があると見て捜査を進めている。ただ、現場に人影はなく、現在のところワニの持ち主は現れていないという。

 シャムワニはインドネシア・タイ・ベトナムなど東南アジアに生息する動物で、国際自然保護連合(IUCN)で絶滅危惧種レッドリストに指定されている。皮が国際市場で高価で取引されるため、過去にも中国の業者が密輸・販売する事件が起こっていた。
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