モスクワ・ローマと水面下での「票獲得合戦」開始…「2030釜山博覧会」誘致の外交戦始まる＝韓国

今月（10月）開幕し来年3月末までUAEで「ドバイ世界博覧会（EXPO）」が開かれる中、韓国においては2030年の博覧会をプサン（釜山）に誘致するための外交・得票戦が本格的に幕を開けた。産業通商資源相・外相をはじめとして誘致委員会の委員長など核心的な関係者たちがドバイ博覧会に次々と訪れ釜山を広報するなど、熾烈な誘致戦を繰り広げている。

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きのう（22日）産業通商資源部（経済産業省に相当）とプサン博覧会誘致委員会によると、韓国は今回のドバイ博覧会で世界各国の核心関係者たちを対象に、釜山博覧会開催の意味と強みを集中的に広報し国際社会の支持を得る方針である。今回のドバイ博覧会期間は、釜山博覧会誘致活動および支持確保の重要な機会として、これを最大限活用するという思惑である。

プサンの競争相手はロシアのモスクワとイタリアのローマで、この2か所は手強い相手である。

キム・ヨンジュ誘致委員長は「プサンは他の競争都市に比べ認知度が低いが、援助を受けていた廃墟の都市から世界最大の港湾都市であり太平洋航路の中枢として位置するようになった “ストーリー”と、釜山映画祭などKカルチャーの文化都市という強みがある」と強調した。