午後6時現在、新型コロナ新規感染者1223人、昨日より8人増=韓国(画像提供:wowkorea)
午後6時現在、新型コロナ新規感染者1223人、昨日より8人増=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国で、ことし7月初めに始まった新型コロナ第4次流行が、三か月以上続いている。新型コロナ感染者の大幅な増加はなかったが、まだ4桁が続いている。

韓国防疫当局とソウル市など各地方自治体によると、この日午前0時から午後6時まで、全国で新型コロナ陽性判定を受けた新規感染者は、計1223人と集計された。

前日の同時間帯に集計された1215人より8人が多いが、一週間前の15日の感染者数1306人に比べ、83人少ない。

この日感染者が発生した地域を見ると、首都圏の969人(79.2%)、非首都圏254人(20.8%)である。

地域別では、ソウル456人、キョンギ(京畿)418人、インチョン(仁川)95名、キョンサンナムド(慶尚南道)59人、チュンチョンブクド(忠清北道)47人、プサン(釜山)36人、キョンサンブクド(慶尚北道)35人、テグ(大邱)20人、チュンチョンナムド(忠清南道)19人、カンウォン(江原)12人、クァンジュ(光州)・チョルラブクド(全羅北道)各7人、チョルラナムド(全羅南道)5人、テジョン(大田)・チェジュ(済州)各3人、ウルサン(蔚山)1人である。

全国17の市道のうち、セジョン(世宗)は感染者が出なかった。

集計が終えるまで数時間が残っており、23日午前0時基準で発表される新規感染者数は、これより増え、1400人台を記録するものと見られる。

前日は、午後6時以降225人増え、最終的に1440人となった。

一方、政府は来月初めに「段階的日常回復」(ウィズコロナ)に、防疫体系を切り替える際、最初に飲食店・カフェなど施設の営業時間制限を解除することを検討している。

遊興施設など、一部の高リスク施設には、感染防止のために「ワクチンパス」、すなわち接種証明書や陰性確認書を利用する案も議論している。ただし、マスク着用などの基本的な防疫指針は、そのまま維持するようにする方針だ。中央災難安全対策本部は29日の会議で、新型コロナ日常回復履行計画を決定した後、国民向けに発表をする予定である。

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