竹島沖の漁船転覆事故、事故から4日後に沈没…行方不明者の捜索難航=韓国報道(画像提供:wowkorea)
竹島沖の漁船転覆事故、事故から4日後に沈没…行方不明者の捜索難航=韓国報道(画像提供:wowkorea)
竹島(韓国名:独島)沖で転覆した漁船「第11イルジン号」が事故から4日後の22日、沈没したことがわかった。

 東海地方海洋警察庁は「第11イルジン号」が同日午前6時半ごろ、沈没したと発表。今回の事故は去る20日午前11時18分ごろ、事故地点を通過中の商船がこの船舶を発見し、日本の海上保安庁第八管区に通報し明らかになった。

 海洋警察は夜中に大型艦艇やヘリコプターなどを投入して海上捜索を行ったが、行方不明者は発見できなかった。

 事故船舶には中国人4人、インドネシア人2人の外国人6人と船長パク某さん(62)、船員キム某さん(54)とアン某さん(65)の韓国人3人の計9人が乗船していたという。

 海洋警察は前日漂流中の中国人船員2人を救助し、船内操舵室で死亡した船長パクさんを発見した。

 救助された船員は「19日午後11時ごろ、航海中に大波が襲い、徐々に左舷に傾いた状態で波が流入し、ひっくり返った」と供述した。救助隊員は鬱陵医療院に搬送され、健康状態は良好だという。

 事故発生4日後に船舶が沈没したため、船内の捜索は難航が予想される。



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