韓国海洋水産部長官、「竹島沖の韓国漁船転覆」で、行方不明者の迅速な捜索を指示(画像提供:wowkorea)
韓国海洋水産部長官、「竹島沖の韓国漁船転覆」で、行方不明者の迅速な捜索を指示(画像提供:wowkorea)
韓国海洋水産部(部は省に相当)のムン・ソンヒョク(文成赫)長官は、竹島(韓国名:独島)沖で発生した転覆事故について、「行方不明者を迅速に発見できるよう支援せよ」と指示した。

文長官は22日午前9時10分、海洋水産部総合状況室で韓国漁船の転覆事故と関連し、海洋警察、トンヘ(東海)漁業管理団、キョンブク(慶北)道、および韓国水産業協同組合などが参席する状況点検会議を開催した。

この会議では、行方不明者の捜索救助現況と地域事故収集本部の家族支援現況などを点検した。文長官は、「海洋警察などの捜索救助機関は行方不明者を迅速に発見するよう努力し、家族支援に不足がないよう最善を尽くしてほしい」と求めた。

最近、竹島沖で船が転覆する事故が発生した。韓国東海地方海洋警察庁は20日午後2時24分ごろ、竹島の北東約168キロの海上で漁船が転覆したという通報を日本の海上保安庁第8管区海上保安本部から受けた。

この漁船は72トン級の韓国船舶で、9人が乗船していた。

東海海洋警察庁は通報を受けすぐに5000トン、1500トン級の警備艦艇とヘリを現場に派遣し、自治体、消防、海軍などの機関に救助協力を要請した。

海洋警察は事故の翌日である21日に漂流中の中国人船員2人を救助し、船内の操舵室で死亡した船長(62)を発見した。

海洋警察は大型艦艇とヘリなどを投入し海上の捜索を行ったものの、残る行方不明者を発見することはできなかった。海洋警察と海軍などは事故海域を6区域に分け精密な捜索を行う方針だ。

船舶はこの日、水中に完全に沈んだ。このため、船内の捜索は困難となった。

一方、生存する船員の陳述によると、船が転覆したのは19日午後11時と推定される。
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