韓国政府「来週にヤンセンやモデルナ、ブースターショットのワクチン接種計画を発表する」(画像提供:wowkorea)
韓国政府「来週にヤンセンやモデルナ、ブースターショットのワクチン接種計画を発表する」(画像提供:wowkorea)
韓国政府は、ファイザーワクチンの他、モデルナやヤンセンなど、他のワクチンも使用する追加接種(ブースターショット)計画を来週発表することにしている。米国食品医薬品局(FDA)がモデルナとヤンセンワクチンの追加接種を承認したことによるものだ。

21日、政府は既に追加接種が進行しているファイザーワクチン以外の残りのワクチンに対する追加接種の細部計画を専門家の諮問および審議を経て確定する予定だと明らかにした。

コロナ予防接種対応推進団(推進団)のホン・ジョンイク予防接種管理チーム長はこの日のブリーフィングで「米国FDAの発表や疾病統制予防センター(CDC)の勧告、国外政策動向などを参考に予防接種専門委員会で追加接種計画を決めた後、来週発表する」と述べた。

FDAは20日(現地時間)、モデルナとヤンセンワクチンのブースターショットを承認すると発表した。

FDAの決定によると、モデルナワクチンで1次・2次接種を終えた人は6か月以降に追加接種を受けることができ、ヤンセンワクチンを接種した場合は2か月以降から追加接種が可能だ。

韓国政府は9月にコロナ治療の医療陣、免疫低下者、高齢層などを対象にした‘追加接種施行計画’を発表した。12日には医療陣を対象に追加接種の日程が始まり、ファイザーワクチンを利用している。追加接種は原則的に基本接種を終えた後、6か月以後に可能となる。

ホンチーム長は「米国がヤンセン追加接種の間隔を2か月に決めた根拠を検討している。多様な研究結果が発表されている中、これを整理した後、専門家の審議を経て(接種間隔に関連した)具体的な事項を決定する」と述べた。

また「ヤンセンワクチンの追加供給日程と物量は国内の需給状況と製薬会社の状況を考慮して協議しており、導入日程が確定すれば案内する」と付け加えた。

ホンチーム長は米国がモデルナワクチンで追加接種する場合、既存の接種量の半分だけ使用することについては「米国国立保健院(NIH)で実施した研究のうち、半分の量を接種しても免疫原性と安全性に卓越した効果があるという結果もある」とし「我々も接種量を決定する際、こうした研究結果を参考にして審議する」と説明した。

一方、ホンチーム長は12歳以下の小児・青少年に対する接種について「使用できるワクチン許可の可否と国外政策動向などを十分に検討して決定する」と明らかにした。

現在、韓国では12~17歳の青少年を対象にした接種だけファイザーワクチンで行っている。

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