北朝鮮、日本海上に向けてミサイル発射…「弾道ミサイルと推定」＝韓国

北朝鮮が19日、日本海上に未詳の発射体をまた発射した。北朝鮮側の軍事挑発は、ことしに入って8度目だ。

　韓国合同参謀本部は同日午前10時20分ごろ、国防部担当記者団に送ったメールでこのように明らかにした。

　北朝鮮が19日午前、弾道ミサイルを発射したものとみられる。 通常、軍当局は弾道ミサイルを探知すれば、その事実を直ちにメディアに知らせている。

　ただし、合同参謀本部は具体的な内容には触れなかった。

　今年に入って北朝鮮の武力デモは8回目だ。北朝鮮は先月30日、新たに開発した反航空ミサイル（地対空）の発射実験をしたと明らかにした。先月28日には新たに開発した極超音速ミサイル「火星-8」型の発射実験をしたと主張し、先月11～12日には長距離巡航ミサイルを、同月15日には列車から弾道ミサイルの発射実験をおこなった。

　これを前に、米国のジョー・バイデン大統領主任直後の去る1月22日と3月21日に巡航ミサイルを、3月25日には短距離弾道ミサイルを発射した。