Netflixドラマ「イカゲーム」の成功、世界中で巻き起こる「韓国の文化侵攻」(画像提供:wowkorea)
Netflixドラマ「イカゲーム」の成功、世界中で巻き起こる「韓国の文化侵攻」(画像提供:wowkorea)
Netflixドラマの「イカゲーム」を始めとする韓国文化コンテンツが世界的な成功を収め、韓国政府が長期間力を入れてきた「韓国文化侵攻(The Korean Invasion)」が現実のものになりつつあるという分析が出た。

「韓国の文化侵攻」という表現は1960年代、ビートルズを筆頭にしたイギリスの歌手たちがポップスの本場だったアメリカに進出し、全世界のポップ史の流れを変えた「ブリティッシュインベージョン」を借用したものだ。

アメリカを代表するシンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)のスミ・テリー専任研究員は14日(現地時間)、「イカゲーム」が約90カ国で視聴ランキング1位になった事実を取り上げ、「これは韓国で生産された文化コンテンツが世界中に嵐のように吹き荒れている一つの最近の事例にすぎない」と明らかにした。

テリー研究員は「過去、歴史的に自国文化を海外に伝えるよりも、中国と日本の文化的支配を防ぐことに力を入れてきた韓国が、今や世界的なソフトパワー大国になった」と評価した。

テリー研究員は、「今日、世界の数百万人が韓国文化に絶えず参加しているにもかかわらず、それがどのようにしてこのように大きな成功を収めたのかについて知る人はほとんどいない。一国の文化的成長は、経済成長とより大きな世界的影響力の形で特定の創造産業を拡大するために政府が長期間努力してきた結果だ。」と述べた。

また、「韓国はますます普遍化する大衆文化とともに民主主義の理想を拡散させ、国際政治でより積極的な役割を担う機会を持っている」と付け加えた。

ただし、「今後の外交政策目標を達成するためにソフトパワーをどのように活用するかが課題だ」と指摘した。
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