F&Bビジネスプラットフォーム、インキュベーション型デリバリーシェアキッチンブランドを立ち上げる=韓国報道(画像提供:wowkorea)
F&Bビジネスプラットフォーム、インキュベーション型デリバリーシェアキッチンブランドを立ち上げる=韓国報道(画像提供:wowkorea)

 F&Bビジネスプラットフォーム『WECOOK』を運営している「シンプルプロジェクトカンパニー」は今月15日、日本の合弁法人「WECOOK Japan」がインキュベーション型デリバリー共有キッチンブランド『KITCHENWAVE』を立ち上げたと明らかにした。

 『WE COOK』は今年4月、共有オフィス事業を通してスタートアップ企業の事業を促進させる株式会社ガイアックスと合弁会社「WECOOK Japan」を設立していた。

 『KITCHENWAVE』は『WECOOK』のF&B起業インキュベーションシステムを適用したインキュベーション型デリバリー共有キッチンで、単純な空間賃貸だけでなく、デリバリー飲食事業に特化したブランドを開発および伝授するソリューションサービスを提供する。

 今年9月にオープンした『KITCHENWAVE』の1号店は、住宅街とIT系スタートアップ企業が密集しており、デリバリーの需要が高い東京都の品川エリアに位置している。日本の他のシェアキッチンは2~3坪と空間が非常に狭いのに対し、『KITCHENWAVE』は4~5坪台の空間と高品質のキッチン設備をリーズナブルな価格で提供し、飲食事業者の初期創業費用の負担を下げた。

 4つの独立したキッチンを保有している1号店には現在、1つの『WECOOK Japan』のPBブランドと3つの外食事業者が入店して、事業を運営している。『WECOOK Japan』は『KITCHENWAVE』1号店を皮切りに、今後5年以内に日本全域の主要都市で35か所以上の店舗運営を目標に事業を拡大していく計画だ。

 『WECOOK』のキム・ギウン代表は今月14日、ガイアックス本社で開かれた『KITCHENWAVE』ブランド立ち上げ記念記者懇談会で「新型コロナの発生以後、日本国内でもデリバリー料理の需要が多くなってきており、『WECOOK』が韓国で築いてきたシェアキッチン運営およびF&Bブランドのインキュベーションノウハウを活用すれば、十分に成功的な日本市場進出が可能だと思った」とし、「『KITCHENWAVE』がインキュベーション型デリバリーシェアキッチンブランドを越えて、韓国の競争力あるF&Bブランドが日本市場に進出する架け橋となることが出来ると期待している」と述べた。

 『WECOOK』は自社のF&B創業ノウハウを基盤に、潜在力と競争力を持ったF&Bブランドおよび企業を発掘し、特別なコンテンツ力量のある企業として育成している。ブランド企画から生産、販売までF&B創業の全過程に共にし、成功的な創業を助けるだけでなく、F&Bスタートアップがスケールアップできるようにさまざまなオン・オフライン流通販路開拓も支援している。

 『WECOOK』と共同で日本合弁法人『WECOOK Japan』を設立した株式会社ガイアックスは、新しい事業を生み出し続けているスタートアップスタジオだ。スタートアップ企業に創業の前段階である新規事業アイデアの創出から創業直前まで徹底したサポートを提供しており、これによりアクセラレーティングしたスタートアップ3社がIPOに成功した。ガイアックスは日本国内でシェアオフィスをはじめとするさまざまなシェア経済ビジネスを展開したノウハウを基に、『WECOOK』と共にシェアキッチン事業に進出した。ガイアックスの上田祐司代表執行役社長は一般社団法人シェアリングエコノミー協会の代表理事としても活動している。

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