ビーガン・倫理・環境の価値が浮上、牛乳や卵も代替食品が人気=韓国報道(画像提供:wowkorea)
ビーガン・倫理・環境の価値が浮上、牛乳や卵も代替食品が人気=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国農村経済研究院によると、世界の植物性タンパク質による代替食品市場規模は2018年の96億ドル(USD)から2025年には179億ドルへと達する展望だ。韓国もまた2016年の4760万ドルから年平均15.7%ずつ成長し、2926年には2億1600万ドルまで膨らむとみられている。

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最近は研究開発がもっとも活発な代替肉(培養肉を含む)だけでなく、代替卵や牛乳も成長分野となっている。

代表的なのがSPCグループだ。同社は昨年上半期、グループ会社のSPCサムリプを通じて米国のフードテック企業、イート・ジャスト(Eat JUST)と提携し、植物性代替卵ブランド「ジャスト・エッグ」を韓国で初めて販売した。

SPCサムリプはまた、「ジャスト・エッグ」(液状タイプ)、「ジャスト・マヨ」、「ジャスト・ドレッシング」を製造し、9月8日から流通を開始した。SPCグループのベーカリーチェーン「パリクロワッサン」では、「ジャスト・エッグ・ハム&ベーコン・マフィン」(3900ウォン)、「ジャスト・エッグ・スクランブル・ブランチ」(1万7000ウォン)などを提供開始している。

業界は豆乳、オーツ麦、アーモンド、米など植物性原料からタンパク質と脂肪成分を抽出し、牛乳のようにした代替牛乳にも注目している。

韓国ではSKグループが代替牛乳を活用した「発酵タンパク質バニラアイスクリーム」の導入を準備中だ。このためSKは昨年、発酵タンパク質の米スタートアップ、パーフェクトデーに540億ウォンを投資した。ことしは米国にある代替タンパク質開発会社、ネイチャーズフィンド(Nature’s Fynd)に290億ウォンを投資している。




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