文大統領(左)と岸田首相(資料写真)=(共同=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
文大統領(左)と岸田首相(資料写真)=(共同=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と日本の岸田文雄首相が15日に初めての電話首脳会談を行うもようだ。青瓦台(大統領府)関係者が14日、明らかにした。 同関係者は、正確な日程は決まっておらず調整中だとしながら、「両国が合意すればきょうあすにでも通話が可能だ」と話した。両首脳の日程や両国の状況などを考慮すれば、電話会談は15日午後に行われる可能性が高いという。 外交部当局者も記者団に対し、「現在(電話会談の)推進を念頭に関連日程を調整中」と伝えた。 電話会談で閉塞(へいそく)状態にある両国関係を改善するための意思を示すことができるかに関心が集まっている。 同当局者は議題と関連し、「初めての電話会談なので就任祝いを含め両国関係の発展方向などについて基本的な話が行われる可能性があるが、はっきりしたことを言える段階ではない」と伝えた。 文大統領は岸田氏が首相に就任した4日に書簡を送り、「韓日関係を未来指向的に発展させるために共に努力していきたい」とのメッセージを伝えた。 昨年9月に就任した菅義偉前首相は、就任から9日目に文大統領と初の電話会談を行った。岸田氏と文大統領が15日に電話会談を行えば、菅氏の就任時と比べて最初の電話会談までに3日長くかかったことになる。 岸田氏は就任翌日の5日にバイデン米大統領とオーストラリアのモリソン首相、7日にロシアのプーチン大統領、8日に習近平・中国国家主席とインドのモディ首相、13日に英国のジョンソン首相とそれぞれ電話会談を行った。
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