米GMの電気自動車リコール問題、LGから2.3兆ウォンの賠償で合意=韓国報道(画像提供:wowkorea)
米GMの電気自動車リコール問題、LGから2.3兆ウォンの賠償で合意=韓国報道(画像提供:wowkorea)
米ゼネラル・モーターズ(GM)は12日(現地時間)、電気自動車(EV)「シボレー・ボルト」の火災によるリコールと関連し、LG電子から最大19億ドル(USD)の賠償を受け取ることで合意したと発表した。

しかしGMが発表した賠償額は、LGが前もって公開した額と大きく異なる。LGグループはLGエナジーソリューションとLG電子が、それぞれ約7000億ウォンずつ、計1兆4000億ウォン(約9億1800万ドル)のリコール費用を負担すると発表していた。

GMとLG電子、LGエナジーソリューションが共同でEV「シボレー・ボルト」のバッテリーを詳しく分析し、多様な試験を実施した結果、負極タブの断線と分離膜の折れが同時発生するまれな事例が見つかり、火災につながっていたことが明らかになった。

GMは昨年11月、EV「シボレー・ボルト」約6万9000台をリコールし、バッテリー用ソフトウェアのアップデートを実施したが、ことしに入り米国バーモント州で火災が再度発生したため、原因を再調査した。結果、8月に再リコールを決定した。

問題となったバッテリーはLGエナジーソリューションが生産したバッテリーセルを、LG電子がモジュール化し、EV「シボレー・ボルト」向けに供給していたものだ。

GMは、LGエナジーソリューションの韓国と米国ミシガン州工場で生産されたバッテリー製造上の欠陥だとして、2016年以降に生産したEV「シボレー・ボルト」約14万3000台のリコールを決定した。


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