韓国防疫当局、「来週適用の社会的距離の確保、金曜日に決定」…インセンティブ拡大を示唆

韓国の防疫当局が、来週適用する「社会的距離の確保」の段階などを来る15日に決定すると明らかにした。現在の社会的距離の確保は17日に終了する。来週適用の距離の確保には接種完了者を中心にインセンティブを拡大する可能性を示唆した。

　中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は12日、定例会見で「来週から実施される距離の確保がおそらく段階的な日常回復のための体系転換前の最後の距離の確保調整だと判断している」と述べた。続けて「まず金曜日（15日）に決定して発表するため、現在実務的な作業を行っている」と言及した。

　ソン班長は「ただし、内容についてはまだ決定したことはない」とし「今、問い合わせられた私的な集まりの制限や営業時間の制限などについては、実際に段階的な日常回復のための体系転換から本格的に検討する問題だ」と説明した。

　また「予防接種者、接種完了者を中心に一部防疫措置を緩和する案などについて今、慎重に検討しているところだ」と付け加えた。