米国では、ワクチン接種率の高い一部の州でも新型コロナの感染者が続出している(画像提供:wowkorea)
米国では、ワクチン接種率の高い一部の州でも新型コロナの感染者が続出している(画像提供:wowkorea)
米国では、新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種率が低い地域で未接種者たちを中心に感染者と死者が発生しているが、ワクチン接種率の高い一部の州でも感染者が続出していることから、疑問があがっている。

30日(現地時間)米ウォールストリートジャーナル(WSJ)によると、全米50州でワクチン接種率4位であるメイン州で、新型コロナの入院患者と死者数が最近、連日記録を更新している。

WSJは「メイン州の患者の多くがワクチン未接種者と判明されているが、感染力の強いデルタ変異株がワクチン接種率の高い地域の未接種者グループを見つけ出し攻撃している」と注目した。

現在、米国の平均接種率は56.2%にとどまっているが、メイン州の接種率は68.99%で平均をかなり超えている。

それにもかかわらず、メイン州で最近新型コロナの感染が拡散している理由として「デルタ株の高い感染力」と「マスク着用の義務化解除などで緩んだ市民意識」があげられている。

メイン州では、ことし7月には人口呼吸器を必要とする患者は1病院あたり4人ほどであったが、現在は40余人以上に達している。これは、10倍以上急増したことになる。1週間における一日の平均新規感染者数は7月が20人ほどであったが、現在は520人に増加している。

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