”いじめ問題”で居場所失った韓国女子バレー双子姉妹、ギリシャ移籍報道で「年俸」に関心集中

いじめ騒動で大韓バレーボール協会と所属チームの興国生命ピンクスパイダーズから出場停止の懲戒を受けた韓国女子バレーの双子姉妹イ・ジェヨン－イ・ダヨン選手のギリシャ行きが報じられた中、2人の年俸に関心が集中している。

イ・ジェヨン の最新ニュースまとめ

　ギリシャのメディアは去る29日（現地時間）「イ・ジェヨンとイ・ダヨンの国際移籍同意書（ITC）が発給された」とし、「近日中にギリシャリーグのPAOKテッサロニキでプレーする予定。来週、ギリシャに到着し移籍手続きを終える」と報じた。

　この報道後、すぐさま2人の「年俸」に注目が集まった。

　昨年、興国生命とFA契約を結んだイ・ジェヨンは6億ウォン（年俸4億ウォン、インセンティブ2億ウォン）、イ・ダヨンは4億ウォン（年俸3億ウォン、インセンティブ1億ウォン）を受け取っていた。

　韓国で最高レベルの年俸だった2人は、新たな所属チームとそれぞれ4万ユーロ（約）で1年契約を結んだと伝えられている。選手生活は続けられることとなったが、年俸は以前の10%に減少した。

　2人は、FIVBが発給したITCを根拠とし、ギリシャ大使館に就業ビザを申請するものとみられる。

　来る10月9日にスタートするギリシャリーグのPAOKで選手生活を続ける2人は、ビザを受け取り次第、来週にも韓国を出国すると伝えられた。