<W寄稿>「独立運動」は無条件に聖域なのか?=韓国知識人の提案

wowKoreaトップ
wowKorea韓国一般ニュース
<W寄稿>「独立運動」は無条件に聖域なのか?=韓国知識人の提案
独立運動家の団体「光復会」会長キム・ウォヌン(金元雄)氏(画像提供:wowkorea)

独立運動家の団体「光復会」会長キム・ウォヌン(金元雄)氏(画像提供:wowkorea)

親北左派勢力の武器の内の一つとして「親日派の烙印」と言うものがある。

21世紀に入った今日でも、依然として真っ赤に熱せられた状態で存在する「親日派の烙印」は、自分たちの気に喰わない相手に向かって容赦なく使用される。

- (文昌克氏は)「実は独立運動家の子孫」(※訳者注:文昌克は1948年生まれ。中央日報の記者出身で、セウォル号事故の後、朴槿恵政権下で国務総理に指名されるも、彼の信仰的な歴史観に基づく発言が暴露され、それが親日的・反民族的だと非難され指名辞退した)

- (親日的な曲は朴是春氏が作曲した)「3000曲の中のわずか4曲」(※訳者注:朴是春とは1913年生れ。韓国を代表する大衆歌謡曲の作曲家・音楽家だが親日派として指定・指弾され、1996年の死後、出身地の密陽における博物館・記念館の建立で反対運動が発生し、全国的なイシューとなってしまった)

例えばこのような反論は勢いが強い「親日派の烙印」攻勢に押され、そのまま埋もれてしまった。ところで「公平性」と言うものを無視は出来ない。韓国社会が21世紀の今日に至るまで「親日派」か否かを問い質すことに熱心であることと同じく、「独立運動」と言うものについても厳正にその内容を問い質してみる作業もまた公平性の次元から重要だろう。

全く同じ「独立運動」でも、その「動機」は千差万別、異なりうる。そして万が一、その「独立運動」というのが、例えば、「共産革命のためのもの」であったならば、この場合、韓国人が今日特別に称賛して処遇(褒賞など)する理由はない。

何故なら万が一、そのような類の独立運動(共産革命)が成功していたとすれば、今頃、韓国人は共産党の治下で呻き苦しんでいる可能性がとても高いからだ。「独立運動」は大体このように大別されるだろう。

●共産革命のための独立運動
●かつての王朝の復活(かつての既得権の回復)のための独立運動
●純粋な目的の独立運動

独立有功者の個々人を綿密に調べてみた結果、一つ目と二つ目に該当する側だと判明した場合、「純粋な独立運動」の場合と全く等しく彼らを処遇してやるのは、適切ではあり得ないだろう。このような場合、処遇(叙勲、褒賞など)を再調整すべきだろう。

加えて、「独立運動」だと掲げていたが、実際には満州地域などで善良な住民を恐喝脅迫して、金品を脅し取るなどの事実上の馬賊稼業に主に没頭した犯罪者らが「独立運動家」として化けた(洗濯された)場合もまた無いのか、是々非々を明らかに区別する必要もある。

これまでの韓国社会で進められて来た「親日派の烙印」作業は、多くの副作用をもたらした。「親日派の清算」を声の限り叫んでいた為政者(政治家)らの直系家族(父親など)が、調べてみたら「親日派」に該当する事例が続々と明らかになったりもした。

既に過剰に傾いた「親日派の烙印」はもはや終了させ、これからはこれまで聖域として見なされて来ていた「独立運動」に対する再評価作業を推進する段階だ。そうしてこそ、ムン・ジェイン(文在寅)政権があれほど唱えている公正な(公平性のある)社会となるだろう。

実務的には、例えば、有功者の個々人について「共産革命目的60%、かつての王政復帰目的40%」などと、彼(有功者)の独立運動の目的(動機)を計量化(点数化)する方法などが必要になるかもしれない。

次第に韓国に不純な思想(共産主義など)が横行する現実を勘案すれば、このような再評価作業は絶対にやるべきものだと考える。

礼遇を受ける資格のある者がそれに適した処遇を受けられないのも非正常だが、礼遇を受けるのに不適切な者が過分な処遇を受けているもの非正常に相当するだろう。

そしてこのような「不適切な者に対する過剰な処遇」は明らかに「積弊」に相当するだろう。積弊清算を好む文在寅政権は速やかに独立運動の再評価作業に着手して、文在寅政権があれほど好む「民族精気」を早く正しく確立するのを望む。

「独立運動」だと言って無条件に聖域とはなり得ない。

※この記事は韓国の保守論客ファンドビルダーさんの寄稿文を日本語に翻訳したものです。韓国メディアには既に韓国語版が公開されています。翻訳の正確さに対する責任は当社にあります。
2021/09/28 21:51配信  Copyrights(C)wowkorea.jp 6


この記事が気に入ったら


コメント数ランキング



韓国ドラマ・韓流ドラマ、韓国芸能情報のワウコリア
Copyright(C) 2004-2022 AISE, INC., ALL Rights Reserved.