韓国の文在寅大統領は「いまや犬の食用禁止を慎重に検討する時がきたのではないか」と語った(画像提供:wowkorea)
韓国の文在寅大統領は「いまや犬の食用禁止を慎重に検討する時がきたのではないか」と語った(画像提供:wowkorea)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領はきょう(27日)「いまや犬の食用禁止を慎重に検討する時がきたのではないか」と語ったと、青瓦台(韓国大統領府)の報道官が伝えた。

文大統領はこの日の午前、青瓦台で開かれた定例会合で、キム・ブギョム(金富謙)首相から「捨てられたペットの管理システム改善に関する報告」を受け、先のように語った。キム首相はペットの登録率引き上げ、委託動物保護センターの全数検査および管理・監督の強化、民間保護施設の申告制導入、動物保護管理システムの内実化などについて報告した。文大統領は現在、捨てられていた犬を飼っている。

韓国国会の農林畜産食品海洋水産委員会は、昨年国会議員により発議された “犬の食用禁止法(動物保護法改正案)”を現在論議中である。与党“共に民衆党”の次期大統領選予備選候補のイ・ジェミョン(李在明)キョンギド(京畿道)知事も、犬の食用禁止を公約として掲げている。

農林畜産食品部(省)によると、ペットを飼っている件数は2015年の257万世帯から2020年には638万世帯へと大きく増加している。

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