国民の力の尹錫悦候補(画像提供:wowkorea)
国民の力の尹錫悦候補(画像提供:wowkorea)
国民の力(野党第一党)の大統領選候補であるユン・ソンニョル(尹錫悦)元検察総長の陣営が25日、‘軍服務者住宅請約加点制’など、国防公約設計に関わった48人の名簿を公開した。これは‘公約パクリ’論難に対応する動きと見られる。

尹候補陣営はこの日、フェイスブックで「軍服務者住宅請約加点制関連公約は、MZ世代(1981~1995年生まれのミレニアル(M)世代および1996~2012年生まれのZ世代)を含む多様な方たちの意見を聞き、熾烈に討議する過程などを経て作成したもの」と名簿を公開した。

尹候補陣営が公開した‘国防政策・公約意見聴取およびインタビューリスト’には、国防政策諮問団8人、国防フォーラム政策・公約諮問会議13人など、48人となっていた。

これに先立ち、同党内のライバル候補であるユ・スンミン(劉承旼)元議員は、23日のテレビ討論で‘軍服務者住宅請約5点加点公約’を掲げた後「これは私が7月初めに話した公約と同じだ。数字も同じだ」とパクリ疑惑を提起した。続いて、ウォン・ヒリョン(元喜龍)元チェジュド(済州道)知事は、尹候補の公約の類似性について批判し、尹候補に「『コピー忍者』というニックネームが付いた」と指摘した。劉候補陣営は「尹候補陣営がインタビュー資料を24日までに公開すると約束したのに言葉を変えた」とし「嘘は公約パクリとは比較できないほどの候補を辞退すべき事由」と批判水準を高めた。

尹候補陣営はこれに対し「党内選挙討論は公約発表前後の関係を問う是非の場ではなく、建設的政策討論の場になってほしい」と述べた。さらに6月から毎月、公約の準備過程を説明した資料を公開した後「尹候補と陣営は数十回にわたる対面、非対面討議を行っている」と述べた。

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