韓国国防部=(聯合ニュースTV)
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【ソウル聯合ニュース】韓国国防部と米国防総省は23日、ソウルで27、28日両日に第20回統合国防対話(KIDD)を開催すると発表した。 韓米両国は今回のKIDDで朝鮮半島安保情勢に対する評価を共有し、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的平和定着のための対北朝鮮政策協力などを議論する予定だ。 また、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管推進、包括的・互恵的な韓米同盟の発展のための国防協力促進策など、同盟の安保懸案全般についても話し合うという。 このほか、北朝鮮の新型長距離巡航ミサイル発射実験や、列車から発射された短距離弾道ミサイルなどに対する評価や対応策も議論するとみられる。 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が「北朝鮮が核開発に全力を傾けている」と言及したことに関連し、北朝鮮の核活動に関する情報共有と状況評価が行われるとの見方も出ている。 韓米両国はKIDDで話し合った内容を基に、11月に開催される韓米定例安保協議(SCM)で議論を続ける見通しだ。 KIDDは2011年にSCMでの合意により設置された協議体で、今回の対話には韓国国防部のキム・マンギ国防政策室長、米国防総省の副次官補を代表とする両国の国防・外交関係者が出席する予定だ。
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