電子足輪を装着して元同僚の家に侵入…「性的暴行未遂」の40代を拘束＝韓国

電子足輪を装着した男性が過去の職場の同僚だった女性の家に侵入し、性的暴行を試みて警察に捕まった。

韓国チョンジュ(全州)地方検察庁は17日、性暴力処罰法違反の疑いでA容疑者(43)を拘束起訴した。

先月27日午後6時40分頃、A容疑者は全州市ワンサン(完山)区にあるB氏のマンションに侵入した。A容疑者はB氏が帰宅するまでの1時間40分ほど、家の中で待って犯行を試みた。

B氏は帰宅後にリビングで待ち伏せしていたA容疑者と会うと、通話をしていた知人の助けを借りて警察に通報することができ、幸いにも危険な状況を免れた。通報を受けて出動した警察は、マンションの近くでA容疑者を捕まえた。

調査の結果、B氏と過去に同じ職場で働いていたA容疑者は、当時偶然知ることになったB氏のマンションのオートロック暗証番号を覚えていて、犯行に及んだことが分かった。

また、警察はA容疑者が昨年からB氏の家に侵入して物を盗んだ疑いについても捜査している。

一方、A容疑者は2008年に同じような犯行を犯しており、裁判所から懲役10年を宣告されて電子足輪を装着していることが確認された。