尹錫悦、元検察総長(画像提供:wowkorea)
尹錫悦、元検察総長(画像提供:wowkorea)
ソウル中央地検は、ユン・ソンニョル(尹錫悦)元検察総長が在職時に発生した‘告発けしかけ’疑惑を究明するための捜査に着手した。

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15日に法曹界が明らかにしたところによると、最高検察庁は13日、開かれた民主党のチェ・ガンウク(崔康旭)代表とファン・ヒソク(黄希錫)最高委員が尹元総長と配偶者のキム・ゴンヒ(金建希)氏、ハン・ドンフン(韓東勲)検事長、ソン・ジュンソン元最高検察庁捜査情報政策官などの7人を告発けしかけ疑惑に関わった容疑で告訴した事件をソウル中央地検公共捜査1部に割り当てた。

中央地検は「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)と重複しない範囲内で協議・協力し、法と手続きに基づいて捜査を進める予定」と明らかにした。

中央地検は最高検察庁の研究官2人の派遣を受け、7~8人で捜査チームを構成したという。

告訴人側は、尹元総長がソン・ジュンソン検事を通じて民間人の情報収集をするようにし、これをもとに作成した告発状を国民の力(野党第一党)に伝え、職権を乱用した」と主張した。

さらに、公務上の秘密漏えい、職権乱用の権利行使妨害、個人情報保護法違反、選挙妨害、公職選挙法違反など、5つの容疑を指摘した。

最高検察庁監察部は2日、キム・オス(金五洙)検察総長の指示で始まった‘告発けしかけ’疑惑に対する真相調査をソウル中央地検捜査とは別に継続して行う方針だ。

最高検察庁の関係者は「最高検察庁に寄せられた告訴事件は中央地検に割り当てたもので、真相調査は真相調査どおりに進める方針だ」と伝えた。

公捜処も10日、尹元総長とソン検事を被疑者として立件し、ソン検事などの自宅と事務室を家宅捜索して捜査に着手し、しばらくは検察と公捜処の同時捜査が進められる見通しだ。

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