韓国の新型コロナ新規感染者数は、再び2000人台になるものと予想されている(画像提供:wowkorea)
韓国の新型コロナ新規感染者数は、再び2000人台になるものと予想されている(画像提供:wowkorea)
韓国では首都圏を中心に新型コロナウイルス感染症の拡散が再び強まっている中、きょう(15日)の新規感染者数は再び2000人台になるものと予想されている。韓国政府は秋夕(チュソク・中秋節)の連休期間、大規模な帰省ラッシュにより首都圏の流行が非首都圏へと拡がる可能性を懸念しながら、できるだけ集まりと接触を自粛し、家族間においてもワクチン接種完了者を中心に「小さな集まり」をもつことを求めている。

きょう中央防疫対策本部によると、防疫当局とソウル市など各地方自治体が前日0時から午後9時までに中間集計した新規感染者は計1941人で、その前の日同時間の1419人より522人多かった。最近の夜間における感染者の発生推移を踏まえると、最終集計値は少なくとも2000人台、多ければ2100人台に達するものとみられる。2000人台の新規感染者は、今月9日(2049人)以降6日ぶりである。

特にソウルの一日の新規感染者は前日9時の中間集計(790人)で、すでに先月24日の677人を超え最多の記録を更新している。

防疫当局は「接触回数が増えるほど、新型コロナの感染拡大の危険性は同じ割合で高まる」とし「秋夕の連休に家族が集まる時、同席する人数が少なくなるよう、兄弟が時間差で故郷を訪問するなどの方法をとってほしい」と求めた。

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