韓国首相「秋夕前の新型コロナ拡散が深刻」…連休中は移動の最小化を(画像提供:wowkorea)
韓国首相「秋夕前の新型コロナ拡散が深刻」…連休中は移動の最小化を(画像提供:wowkorea)
キム・ブギョム(金富謙)首相は、「秋夕(チュソク、中秋節)を前に首都圏の新型コロナウイルス拡散が深刻だ」とし、「5週間連続で感染者数が増加し、最近は1日平均感染者の80%が首都圏で発生している」と強調した。

金首相は14日、政府ソウル庁舎で新型コロナウイルス中央災難安全対策本部会議を主宰し、「防疫当局と首都圏の自治体は全国的な移動が本格化する前にすべての防疫力量を集中してほしい」と明らかにした。

金首相は、「今週は秋夕の準備のため伝統市場、大型スーパー、百貨店などが混雑し、物流センター、宅配業種などは忙しくなるだろう」とし、「感染が伝播する可能性が高まるだろう。実際にソウルのある卸売市場ではこれまで132人の感染者が発生している」と説明した。

そして、「各部署と自治体は秋夕を迎え移動と接触が多い場所に対する防疫実態を集中点検してほしい」とし、「従事者の皆さんにも警戒心を持って防疫規則を徹底して順守することを要請する」と伝えた。

さらに金首相は、「現在、ワクチンの1次接種率は66%を超えた。今週中に70%の達成が確実となっている」とし、「ワクチン接種が増え、副反応を訴える方も増えている。防疫対策本部で補償制度を改善するなど対策を強化しているが、これに劣らず現場でしっかりと対応することも重要だ」と強調した。
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