金与正氏、行方不明、妊娠説を否定するように錦繍山太陽宮殿参拝で姿見せる(画像提供:wowkorea)
金与正氏、行方不明、妊娠説を否定するように錦繍山太陽宮殿参拝で姿見せる(画像提供:wowkorea)
10日、行方不明説が流れていた北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)党副部長が、兄の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)と共に錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を参拝したと確認された。一部で妊娠説まで提起されたが、身元に特別な変化がないことを確認し、半日間の騒動は終わった。

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統一部はこの日午後4時頃に「今日午後3時15分ごろ朝鮮中央テレビで放送された宮殿参拝映像で金副部長が確認された」と明らかにした。

これに先立ち午後1時30分頃、金副部長の参拝の可否を問う取材陣の質問には「金与正副部長は今回の閲兵式及び宮殿参拝時に姿がなかったが、今後予定された政治行事に参加するかどうかなどをもう少し見守る必要がある」と明らかにした。

金委員長は北朝鮮労働党政権樹立37周年(9・9節)の前日、李雪主(リ・ソルジュ)夫人や政治局常務委員をはじめとする武力機関高位幹部を連れて宮殿を参拝した。

しかし、同日午前、労働新聞と朝鮮中央通信が公開した宮殿参拝の写真で金副部長の姿がなかった。階級はやや低い方だが、金委員長の妹として欠かさず同行していただけに、位相変化などが注目された状況だった。

特に、金副部長が前日行われた政権樹立73周年記念閲兵式に一切姿を現わさなかったことについても、一部マスコミでは金副部長の妊娠や健康異常説などが挙がっていた。

しかし、朝鮮中央テレビは同日午後、報道で金副部長が宮殿を参拝する姿を放送した。

金副部長が今年7月、故金日成(キム・イルソン)主席の27周忌参拝の時も同じ位置にいたという点を考慮すれば、身の上に特別な変化はないものとみられる。
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