(画像提供:wowkorea)
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韓国の文化体育観光部(部は省に該当)は7月8日、国家の広報資料をホームページに上げたのだが、内容は大文字で以下のように書いた。

「衰退する日本、先進国に格上げされた大韓民国。日本、コロナ禍防疫失敗と経済沈滞で国力低下継続中。朝日新聞『日本政府は無能』と批判(朝日新聞7月5日付、『輸出規制は自殺行為…愚かな政策の極致』)。韓国の国力は飛躍的成長中。国連貿易開発会議『韓国の地位、開発途上国→先進国』変更」

「特定国家貶下」と言う指摘が相次ぐや否や、内容は間もなく修正された。ムン・ジェイン(文在寅)政権の自画自賛の症状(誇大妄想症)をよく見せてくれるくだりだ。

乱立する「国ポン」(※訳者注:国粋主義とヒロポンの合成短縮語で、愛国心に過剰に泥酔して正常な判断が出来ない人)のユーチューバーたちは「日本が大変だ!」「日本沈没!」「日本滅亡へ一歩前進!」と言う風に暇さえあれば叫ぶ。

こんな風な政府発ないし「国ポン」発のフェイクニュースに騙されて、日本が本当に滅びるやもしれず、日本が滅びる日を指折り数える韓国人たちが数え切れないほど多い。

文化体育観光部、「国ポン」のユーチューバーたち、そしてフェイクニュースに騙される韓国人たちには嬉しくない知らせが伝えられた。日本の2021年上半期の経常収支の成績が公開されたのだが、いくら注意して見ても滅びる兆しは見えない。滅びるどころか、むしろ上昇する勢いの兆しのみ見える。

日本の2021年上半期の経常収支は949億200万ドルの黒字となった(円・ドルレート、110.3円を適用したドル換算金額)。前年同期比で50.3%の増加だ。それぞれの項目は以下の通りだ。

‐貿易収支(輸出入の成績):209億8200万ドルの黒字
‐サービス収支(運送、観光などの成績):189億5600万ドルの赤字
‐所得収支(配当、利子などの取得成績):1037億2300万ドルの黒字
‐移転収支(在外国民による送金、無償援助などの成績):108億4700万ドルの赤字

特に海外の金融資産などから発生した配当・利子などを集計した、半期毎の所得収支は1985年の集計以来、最高金額を記録した。これによって、日本の経常収支はこの6月までの84か月間連続で黒字を行進中だ。

韓国も良かった。上半期の経常収支が443億4000万ドルの黒字となった。前年同期比で133%の増加だ。14か月間連続で黒字だ。

‐貿易収支:381億7000万ドルの黒字
‐サービス収支:29億ドルの赤字
‐所得収支:118億2000万ドルの黒字
‐移転収支:27億5000万ドルの赤字

誰かが不幸になって初めて、自分が幸福になるものではない。同様に、日本が滅びて初めて、韓国が繫栄するものでもない。善意の競争をする過程で共に繁栄すればよい。それにも拘らず、日本が滅びるのを首を長くして待つ韓国人たちが至る所にあふれている。

少なくとも日本に関する限り、韓国人の多くは猜疑心、嫉妬心、そして被害意識に捕らわれる強迫症(不安障害)患者とも同じ格好だ。井の中の蛙に、井戸の外の世界へ出て来て隣人と仲良く過ごし、「Win-Win」を追求する余裕と知恵を期待するというのは無理だ。大抵バカは死んでも治らない場合が殆どだ。

※この記事は韓国の保守論客ファンドビルダーさんの寄稿文を日本語に翻訳したものです。韓国メディアには既に韓国語版が公開されています。翻訳の正確さに対する責任は当社にあります。

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