10日、ソウル中央地裁はチョ元長官と夫人のチョン・ギョンシム元東洋大学教授の業務妨害などの容疑の続行公判を開いた。
この日の公判ではチョ・グク元法相の息子が延世大学大学院に志願した2017年に入試業務を担当した教学チーム職員のイ某氏に対する証人尋問を行った。
イ氏は、チョ・グク元法相の息子が2018学年度の電気大学院の一般選考に志願した当時、息子の願書修正本に驚いたと検察で供述した。息子の願書が一般的な願書とは違って、紙を切り抜いて修正されていたためだ。
検察が同日法廷で提示した息子の入学願書には経歴欄が空欄だった。しかし、家宅捜索で確保した息子の願書修正本の経歴欄には、「開かれた民主党」のチェ・ガンウク議員が法務法人チョンメクの弁護士だった当時に作成したインターン証明書を含め、7つの経歴が切り抜いた紙に記入されている。
イ氏は法廷でも「規定上、一度提出された志願書類は修正できないが、学生たちが追加の書類を提出したいという場合は願書受付期間中に受け入れた」とし「普通、願書を志願する際、紙を切り抜いて貼ってはいけないが、入っていて驚いた」と証言した。
続けて「定員割れの選考で必須書類だけ出しても合格できる選考なのに、なぜここまでしたのかと思った」と付け加えた。
検察はまた、チョン元教授が息子の願書を修正した状況も法廷で提示した。
チョ元法相とチョン元教授は虚偽の経歴を記載した息子の入学願書で、延世大学大学院の入学査定業務を妨害した容疑などで裁判を受けている。
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