ワクチン打っても感染し死亡する「ミュー株」...「ブースターショット」議論=韓国(画像提供:wowkorea)
ワクチン打っても感染し死亡する「ミュー株」...「ブースターショット」議論=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国と米国では「ブースターショット」実施に向けた議論が進められている。特にワクチン2次接種を完了したにもかかわらず、感染し死亡する「ミュー変異」が海外だけでなく韓国国内でも発生しており、ブースターショット議論に弾みがつく見通しである。

4日、新型コロナウイルス予防接種対応推進団によると、前日(3日)の新規1次接種者は23万2236人と集計された。これにより、新型コロナウイルスワクチン1次接種者は累積2987万7535人に達し、国民の58.2%が1次接種を受けた。

2次接種まで終えた接種完了者は69万8141人増加し、累積1748万2977人(34%)を記録した。

韓国政府が 秋夕(チュソク、中秋節)前に全国民の70%が1次接種を受けることを目標にしている中、米国ではワクチン3次接種を正規投薬法で行うべきだという主張が出ている。

3日(現地時間)CNN放送は、米国の伝染病権威者であるアンソニー・ファウチ国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)所長が3回目のワクチン、いわゆる「ブースターショット」を打った人々の新型コロナウイルス感染が減少したというイスラエルの研究2件を引用し、このように明らかにしたと報じた。

ファウチ所長は「3回目のワクチンが、持続性があると見る十分な理由がある」とし「もし持続性があれば、3次接種が正規投薬法となる可能性が非常に高い」と説明した。

米国食品医薬品局(FDA)は、ブースターショットをめぐり、今月17日に外部の専門家諮問団会議を開く計画である。また、ファイザーとモデルナは2次接種完了後、6か月または8か月後に3回目の接種をすることを承認してほしいとFDAに要請した。

韓国ではことし第4四半期からブースターショットを接種する計画を立てている。

チョン・ウンギョン推進団長は、先月30日に基本接種完了後、6か月が過ぎた対象者に対し、第4四半期の追加接種を目標に、接種計画を策定していると明らかにした。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 79