バイデン大統領はこの日ホワイトハウスで、20年間続いたアフガン戦争を終えたことについて、対国民演説で「世界は変化しており、米国は中国と深刻な競争を繰り広げている」と述べた。
バイデン大統領はまた、「米国は、ロシアといくつかの面での課題に直面しており、サイバー攻撃や核拡散において対立している」とし「21世紀の競争で、このような新たな課題に対応して、米国の競争力を育てなければならない」と強調した。
これはアフガン撤退の決定が中国とロシアを牽制するバイデン政府の政策基調の下で行われた決定であることを掲げて、批判をかわそうとする意図と見られる。彼は「中国とロシアは、米国がアフガンに10年とどまっていたことを一番良く思っているだろう」とした。
バイデン大統領はまた、「正直にならねばならぬ時だった」と20年アフガン戦で犠牲となった米軍と天文学的な規模の戦争費用に言及した。
彼はまた、先月26日、アフガンのカブール空港で自爆テロを起こしたイスラム国家ホラーサーン(IS-K)については「まだ終わっていない」とし、追加の報復が続くであろうことを強調した。
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