李在明、京畿道知事(左)と李洛淵、元共に民主党代表(右)(画像提供:wowkorea)
李在明、京畿道知事(左)と李洛淵、元共に民主党代表(右)(画像提供:wowkorea)
共に民主党(与党)が31日、チュンチョン(忠清)地域を皮切りに大統領選候補を選出するための地域巡回党内選挙のオンライン投票に突入する中、イ・ジェミョン(李在明)キョンギド(京畿道)知事が過半数を達成するか注目される。共に民主党は、党内選挙候補が50%の支持率を突破した場合、決選投票なしに本選に進むことになっている。李在明候補陣営は10月10日の1次党内選挙で終えることを計画しており、イ・ナギョン(李洛淵)元共に民主党代表の陣営は李在明候補の50%突破を阻止し、1位と2位が対決する決選投票での逆転を狙っている。

最近の各種世論調査で、共に民主党支持層の流れを見ると、李在明候補は50%を上回り、李洛淵候補は30%台前後を記録している。

韓国社会世論研究所(KSOI)がTBSの依頼で27~28日の2日間、全国の成人1015人を対象に行った調査の結果、共に民主党支持層(348人)の54.0%は大統領選候補にふさわしい候補として李在明候補を選んだ。前週(51.5%)より2.5%ポイント、5週間前(45.6%)より8.4%ポイントそれぞれ上がっている。李洛淵候補は29.7%で、前週(31.5%)より1.8%ポイント、5週間前(36.0%)より6.3%ポイントそれぞれ下がった。

また、リアルメーターがオーマイニュースの依頼で23~24日に全国の成人2015人を対象に実施した大統領候補適合度調査で、共に民主党支持層(596人)だけを見ると、李在明候補は51.0%で過半数だった。李洛淵候補は31.4%でその差は19.6%ポイントとなった。1か月前の7月4週目は、李在明候補48.3%、李洛淵候補34.4%を記録していた。

この他、エムブレイン・パブリック、ケースタット・リサーチ、コリア・リサーチ、韓国リサーチが23~25日に全国18歳以上の1004人を対象に調査した結果では、共に民主党支持層(302人)の54%が李在明候補を、21%が李洛淵候補をそれぞれ支持した。

李在明候補陣営は、共に民主党の票心が既に傾いていると見て、過半数の得票に自信を持っている。特に、党内選挙が始まる忠清地域で50%の大勢論を固め、全国的な結集を狙っている。陣営関係者は「テジョン(大田)・チュンチョンナムド(忠清南道)で過半数を超えればそれで党内選挙は終わる」とし「この地域の人たちも大勢論に従う」と述べた。

一方、李洛淵候補陣営は忠清地域の組織力を前面に押し出して反転を模索している。党内選挙の出発地域で風が吹けば、やってみる価値があるということだ。陣営は「忠清地域で組織力は断然1位」とし「ここで風が吹けばゴールデンクロスも可能になる」と予想した。

なお、国民の力(野党第一党)はユン・ソンニョル(尹錫悦)元検察総長が50~60%の支持率となっているが、最近上昇の勢いを見せているホン・ジュンピョ(洪準杓)議員も追い上げている。KSOIが27~28日に実施した調査によると、国民の力支持層(274人)のうち、58.9%が大統領選挙候補に尹元総長がふさわしいと答えた。洪議員の支持率は19.4%だった。両者の差は39.5%で、5週間前(尹元総長68.1%、洪議員7.0%)の61.1%から大幅に減っている。

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