台湾人留学生を飲酒運転で死亡させた加害者、2審も懲役8年=韓国(画像提供:wowkorea)
台湾人留学生を飲酒運転で死亡させた加害者、2審も懲役8年=韓国(画像提供:wowkorea)
飲酒運転をして、台湾人留学生をひいて死亡させた50代の運転者が2審でも重刑を宣告された。

韓国ソウル地裁は25日、特定犯罪加重処罰法上の危険運転致死などの容疑で起訴されたキム(金)某氏の控訴審で、1審と同一の懲役8年を宣告した。

裁判所は「被告人は遺族に謝罪の手紙を送って刑事補償金としてお金を受け取れるようにしたが、遺族は被告人に対する厳重で正当な処罰だけを望んでいる」とし「原審と量刑を変える変化があると見るのは難しい」として、原審の判決を維持した。

金氏は昨年11月、ソウル・カンナム(江南)区の道路で血中アルコール濃度0.079%の状態で運転し、20代の台湾人A氏をひいて死亡させた疑いで裁判に渡された。

金氏は1審裁判当時、目の手術後に着用したコンタクトレンズが横に入ったため、前をまともに見ることができなかったとして善処を訴えたが、裁判所は「さらに注意が必要な状態だったにも関わらず、飲酒運転をした」と指摘した。また、金氏が過去2度にわたり飲酒運転によって処罰されたことなどを考慮して、検察の求刑(懲役6年)よりも重い懲役8年を宣告した。
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