韓国外務省、“野党議員の竹島訪問”に抗議した日本に対し「不当な要求だ」＝韓国報道

日本政府は 韓国野党の国会議員による竹島（韓国名 独島）訪問に対して、外交チャンネルを通じて抗議し 再発防止まで要求したことについて、韓国政府は「独島は我々の固有の領土だ」と反発し、日本の要求を一蹴（いっしゅう）した。

韓国外交部（外務省）の当局者は 記者たちに「独島は歴史的・地理的・国際法的に明白な我々の固有の領土だ」とし「我々の領土主権に対する日本側のどのような不当な要求や主張も、受け入れることはできない」と語った。つづけて「わが政府はこのような立場により、日本側が外交チャンネルを通じて提起してきた不当な要求と主張を一蹴した」と語った。

韓国野党第一党“国民の力”のホン・ソクジュン議員は、今月15日 光復節を迎えたことで、ウルルンド（鬱陵島）と竹島を訪問した。特に当時 ホン議員の訪問の様子は、キョンサンプクト（慶尚北道）の公式ユーチューブチャンネルなどを通じて ライブで放送された。イ・チョルウ慶尚北道知事も、TV電話で放送に出演している。

日本外務省はきのう（17日）、報道資料を通じて「わが国（日本）の事前抗議と中止要請にも、韓国の国会議員が竹島に上陸した」とし「これに対して韓国側に抗議した」と伝えた。また ホン議員の竹島訪問について「竹島は 歴史的事実に照らしても国際法上も、明らかに日本固有の領土だ。到底受け入れられない」と伝えた。