韓国SKハイニックスが米にNAND企業を設立、CEOに米インテル副社長(画像提供:wowkorea)
韓国SKハイニックスが米にNAND企業を設立、CEOに米インテル副社長(画像提供:wowkorea)
業界によるとSKハイニックスは、米インテルのNAND型フラッシュメモリー事業部門の買収を終え次第、米国に子会社を設立する計画だ。新会社の最高経営責任者(CEO)には、インテルのNAND型フラッシュメモリー事業部のトップであるロバート・クローク(Robert Crooke)副社長が内定している。

クローク副社長はSNSの「リンクトイン」を通じて「当局の審査が終わり次第、米国に本社を置くグローバル企業を新設する予定。新会社のCEOとなり誇らしい」と明らかにした。また続けて「驚くべき技術と人材、および運用規模を合わせて、NAND型フラッシュメモリー業界の世界的な強者となる」とした。

新設企業はSKハイニックスの子会社として設立されるもので、社名は未定だ。米国のカリフォルニア州に本社を置く予定で、米国や中国、台湾など世界の各地域で事業を展開する。

これに先立ちSKハイニックスは昨年10月、米インテルのNAND型フラッシュメモリーおよびソリッド・ステート・ドライブ(SSD)事業部門(中国大連に工場)を約10兆ウォンで買収する契約を締結し、買収手続きを進めている。今年初めには米国に、現地法人SKハイニックスNANDソリューションを設立した。

米インテルのNAND型フラッシュメモリー事業部を買収するためには、8か国の審査をすべて通過しなければならない。8か国中、7か国(米国、欧州連合=EU、韓国、台湾、ブラジル、英国、シンガポール)での承認を終え、現在は中国のみ残っている状態だ。SKハイニックスは下半期中に中国政府から承認を得て、年内には手続きを終えることを目標としている。



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