ワクチン接種会場の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
ワクチン接種会場の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は5日、国内での新型コロナウイルスのワクチン接種に関し、10月末から11月初めには全国民の70%が2回の接種を完了するとの見通しを記者団に示した。 政府は9月末までに3600万人(国民の70%)に対する1回目接種を終え、11月までに2回目接種を完了して集団免疫を達成する目標を立てている。国内では5日午前0時時点で人口の39.6%がワクチンの1回目接種を終えた。 ただ、集団免疫を達成してもマスク着用など基本的な感染対策ルールは維持する必要があると政府はみている。 孫氏は「集団免疫は免疫力の形成によって新型コロナ感染の広がりが相当に鈍り、致死率が下がる状況を想定したものだ」と説明。「(11月に)マスク着用などの基本的なルールを守らなくてもよい状況になるのは難しいと判断しているが、社会的な対応策はかなり日常に近いものに変わると予想している」と述べた。
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